第29期卒団式
    

平成26年3月23日(日)午後2時から双葉台幼稚園にて、卒団生11人を送る、第29期卒団式が行われました。
この学年は東日本大震災の年に入団し、故朝倉団長の少しだけ交わった学年でした。
なかなか結果はでなかったですが、少年団大会の決勝リーグでのがんばり、最後の上尾中央ライオンズ大会の優勝が印象に残っています。

式では、3年間の写真の記録のDVDをプロジェクタでながし、懐かしさや成長したたくましさを感じとりました。
最後は、”ビリーブ”、"栄光の架橋”を6年生で合唱をして最後の締めくくりをしました。
加藤コーチ、渡辺コーチ、東郷コーチ、中澤コーチ、丸山GKコーチ、の6年コーチの皆様、審判団、保護者の皆様、スポーツクラブの皆様、3年間ご苦労様でした。


卒団文集より贈る言葉です。

 

『 リスペクトの精神(大切に思うこと)で  二十九期生に贈る言葉 』

 暖かい日が多くなって今日この頃です。東日本大震災直後の入団や、創始者であった故朝倉康雄団長
を知っている最後の学年でしたね。その中で、十九期生十一人は6年生の最後までサッカーをがんばり、
続けられました。途中で辞めるという子供も何人がいたり、また途中から入りサッカーを始めた子供もい
ましたが、最後まで続けられた君たちにおめでとう!って言いたいです。怪我で練習、試合が出来なかった
時期もあった子供もいましたが、それにも負けずに卒団できました。これは、周りの人の支えがあったから、
ここまで頑張れたのかもしれませんね。継続は力なり!といいます。ひとつの区切りまでよくがんばりました。


君達が4年生の時は少年団を始めた子供も多くなかなか結果が出ませんでした。その後、教育リーグ(cリーグ)
での成果が徐々に出てきて、5年からは少しずつ勝てるようになっていきましたね。その夏の片品合宿をよく
覚えております。ペンションに分宿し、最終日前夜は、全員でバーベキューでしたね。肝試しや、サッカー試合、
とても、楽しく過ごせました。6年になり、合宿や夏休みの自主練習でがんばった君たちに、サッカーの神様は、
いくつか贈り物をくれました。個々での素晴らしいプレー、または、素晴らしい仲間との再会。そう、最後卒団旅行
での向日市サッカーさんとの最後の別れのシーンは感動的でした。そのおかげで卒団旅行でチームの心が一つになって、
勝ち取った中央ライオンズ旗の金メダルは、サッカーの神様の最高の贈り物になりましたね。サッカーは、少年時代はまだ、
夢の途中です。中学校であるいは高校で伸びる子供も、たくさん知っています。それは、あくまでもサッカーに
賭ける想い、情熱があるからです。それを、双葉台でしっかり築けたと思っています。加藤監督をはじめ、渡辺、東郷、
中澤、丸山コーチ、他チームのコーチ、審判部、オリンピアから、いろいろ教えていただいた双葉台のハートをしっかり
3年間で培ったと思います。サッカーにかける想いを大切に、これからの人生を築いていってほしいと思います。
私の息子は、23歳、19歳です。二人とも一線は退きましたが、サッカーとは縁がきれず、これからの人生の友に
なっております。君達も、そんな思いでサッカーを続けていってほしいと思います。


最後になりましたが、毎年卒団生に言っている言葉があります。中学校からのサッカーですが、技術だけではなく“自立した精神”
をもってサッカーにのぞんでください。かみくだくと「他を頼らない精神、おころ高ぶらない心、何事にも動じない勇気を持った心”
といったところと思います。そんなハートが大切です。技術的なベースは双葉台でしっかり培っていると思いますので、
それを忘れずにサッカーを続けてください。
また、リスペクト『大切に思うこと』の精神を忘れずに、試合や練習での友、
サッカー・しつけを教えてくれたコーチ、お弁当や車当番をしてくれた家族、そしてサッカー道具、グランドなどなど
大切に思う心を永遠に持って下さい。
卒団おめでとう。更なる飛躍を期待しております。そして、最後に、
  元気でな!またいつか会おう!


(3/29/2014記)

11名の卒団。双葉台幼稚園の講堂で行われました。 3年間の感謝こめて、母親に花束のプレゼント!
佐藤キャプテンから新Aチームの中澤キャプテンへ団旗が引き継がれました。 最後まで同じチームだった5年も入っての記念撮影。皆様、いい顔しています、お疲れ様でした。

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